リゼロを読む WEB版・初見向け解説
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206話

リゼロを読む

Re:ゼロから始める異世界生活 Web版を、初見の流れを守って、場面ごとに読むための個人用リーダーです。物語の順番を崩さず、その時点で分かることだけを書いています。

第六章90話

1 〜 10

1 『竜車帰還路』

都市プリステラを出て、一行は東へ向かう。目指すのは、誰も踏破できていない砂丘だった。

2 『彼なりの歓待』

屋敷の主は、上機嫌で一行を迎えた。その理由を、スバルだけがなんとなく察している。

3 『少女の檻』

屋敷の東棟、その地下。一年前から鍵をかけて閉じている部屋へ、スバルたちは降りていく。

4 『君を連れ出す理由』

出発の準備が進む。屋敷に残していく者たちと、連れていく者に、それぞれ話をつけていく。

5 『それぞれの不安』

出発の朝。八人になった一行の中で、ロズワールが一人ぶんの事情だけを打ち明ける。

6 『ユークリウスの銘』

退屈な街道で、ユリウスが自分の生い立ちを話しはじめる。誰もが知っている話だ、と言いながら。

7 『砂海を目指して』

砂丘の最寄りの町、ミルーラ。酒場の店主から、砂丘の実態を聞かされる。

8 『砂丘の洗礼』

アウグリア砂丘へ踏み込む。思ったより穏やかだ、と口にした直後に、砂の下から出てくるものがあった。

9 『砂時間を越えろ』

一日歩いても、塔との距離が縮まっていない。抜け道は、いちばん危ない時間の中にあった。

10 『閃光の如き』

監視塔までの砂地を、花畑が埋め尽くしている。刺激せずに抜けるしかない。

11 〜 20

11 『涙声が聞こえる』

気付けば、少し前の時間に戻されている。だが今回は、自分が何で死んだのかがわからない。

12 『監視塔の洗礼』

三度目の同じ場面。今度は先に手を打てた。だが、塔はこちらを見ている。

13 『砂の嘲笑』

裂け目に呑まれ、ばらばらに放り出される。目を覚ました先は、砂丘の地下だった。

14 『砂上の信頼』

今度は右の道を選ぶ。だが進むほどに、体が重くなり、言葉が刺々しくなっていく。

15 『砂に散る』

地下の空洞で、三人が互いを敵と見なしていく。※ 原作者も注意書きを添えた、描写のきつい回です。

16 『咀嚼の残滓』

戻ってきても、心が戻りきらない。おかしくなっているのが自分だと、わかってしまう。

17 『砂海の王』

左の道には、あの化け物が待っている。目がないなら、耳を騙せばいい。

18 『砂の塔の番人』

目覚めた場所は竜車の中。全員が無事で、そして塔の上から、あの女が降ってくる。

19 『賢者の行方』

塔の番人は喋りはじめる。そして銀貨に刻まれた顔は、彼女とは似ても似つかない。

20 『シャウラ ≠ 賢者 = フリューゲル』

『賢者』の名は、木を植えた男のものだった。そして塔の階層には、七つ目の名前がある。

21 〜 30

21 『モノリスの挑戦状』

四層でレムとパトラッシュに会い、三層へ。真っ白な部屋に、黒い板が浮いている。

22 『白い星空のアステリズム』

白い部屋に浮かぶ黒い板。数も配置も、真上から見下ろせば意味を持つ。

23 『三層タイゲタの書庫評』

書架に並ぶ本のタイトルは、すべて人の名前。知っている名前を開くと、意識が持っていかれる。

24 『へそ曲がりの試験官』

二層への階段が見つからない。番人には、教えられていない決まり事がある。

25 『二層エレクトラの待ち人』

白い部屋に、剣が一本刺さっている。抜いた瞬間、その正面に人影が立った。

26 『棒振り男』

赤毛の男は、二本の箸だけで剣を止める。動かせと言われた条件は、思わぬ形で満たされる。

27 『エレクトラの壁』

一人ずつ、あの男を越えなければならない。そして緑部屋のベッドが、一つ空いている。

28 『ユリウス・ユークリウス』

一人で二層へ戻った騎士の、視点。剣も名前も失った男に、まだ何が残っているのか。

29 『ルーザー』

長い階段を、二人で下りる。負けた男が何を抱えているのか、スバルにはわかってしまう。

30 『二層攻略反省会』

力ずくでは越えられない。ならば、どんな条件を差し出せばあの男は乗るのか。

31 〜 40

31 『塔共同生活のすゝめ』

塔の中の暮らしと、一ヶ月という期限。そして夜、通路を白い鳥が横切っていく。

32 『何者』

星の見えるバルコニーで、アナスタシアの中身と向き合う。そして問い返される。

33 『■■■・■■■』

隠していたことが、全部こぼれる。そして翌朝、目を開けたスバルは知らない部屋にいる。

34 『コンビニを出ると、そこは不思議の世界でした』

菜月・昴、十七歳。最新の記憶はコンビニの帰り道。目の前の少女たちは、彼を知っている。

35 『薄氷関係』

忘れた側と、忘れられた側。手掛かりは、スバルが倒れていた三層の書庫にある。

36 『安堵感の置き所』

異世界の話をしても、誰も驚かない。書庫へ向かうが、今のスバルには文字も読めない。

37 『ハリボテの見る夢』

自分に何が残っているのかを確かめて回る。そして、一本道を折れ間違える。

38 『オマエハダレダ』

同じ朝が、もう一度始まる。そして二度目の螺旋階段で、背中に軽い衝撃があった。

39 『残骸』

痛みだけを覚えて目を覚ます。逃げて、逃げて、逃げた先にいたのは、あの男だった。

40 『星空に見捨てられて』

三度目の朝。二度死んだと理解したスバルは、塔から逃げ出すことを選ぶ。

41 〜 50

41 『安らぎの臭い』

砂の下の暗闇を這い進む。臭いに導かれた先に、一枚の扉が立っている。

42 『死者たちの塔』

ナイフを手に四層へ上がる。そこにあったのは、殺すべき相手ではなかった。

43 『生者たちの塔』

今度は、記憶喪失を隠して振る舞う。『ナツキ・スバル』を演じながら、犯人を探す。

44 『血の勲章』

首の痣に、自分の指が重なる。そして左腕の袖をまくると、そこに文字が刻まれていた。

45 『罪人の抱擁』

死体を隠し、罪を隠す。それでも彼女は、こちらの頭を胸に抱いて話を聞こうとする。

46 『メィリィ・ポートルート』

書架に増えた一冊を、スバル自身が開く。そこにあったのは、彼女の一生と、最期だった。

47 『わたしは許さない』

読んだ記憶が、自分の中に棘として刺さったまま抜けない。腕の中には、まだ本がある。

48 『――殺人は、癖になる』

他人の本心を知る方法が、この書庫にはある。ただし、その本が現れる条件は一つだけ。

49 『出来損ないのアナタへ』

隠した死体を片付けに、夜の塔を歩く。石の裏側には、何もなかった。

50 『――出来損ないこそアナタで』

偽物だと看破される。そして目覚めたとき、部屋の壁は文字で埋め尽くされていた。

51 〜 60

51 『生者たちの塔 PART2』

いるはずのない男が四層を歩く。その先で、塔の下層が炎に呑まれていた。

52 『神様、許してください』

五層の戦いを見下ろしながら、スバルは自分の限界を思い知る。

53 『――声が、した』

四層の通路で、スバルは自分に何もできないことを、二度、証明させられる。

54 『Re:ゼロから始まる異世界生活』

消えてなくなろうとしたスバルに、名前を聞く声が届く。

55 『雪解けを待つあなた』

五度目の朝。今度は隠さず、全部を打ち明けるところから始める。

56 『これからの話』

犯行を未然に押さえたあと、スバルはその子を切り捨てない道を探す。

57 『いったん置いとこう』

全員に協力を頼んでから動く。そして次の一手を、車座の真ん中に置く。

58 『それはそれ、これはこれ』

攻略本を探しにいく道すがら、スバルは騎士を一人だけ呼び止める。

59 『白い世界に嗤う』

攻略本を開いた先に待っていたのは、レイドの人生ではなかった。

60 『ひとつ分の陽だまり』

白い世界で、記憶を奪った当人が、答えたくない問いを差し出してくる。

61 〜 70

61 『――立ちなさい』

選べるはずのない選択を迫られたスバルに、届くはずのない声が届く。

62 『崩壊の地響き』

白い世界から戻ったスバルを待っていたのは、四人が欠けた書庫だった。

63 『五つの障害』

砂丘中の魔獣が塔へ押し寄せる。スバルは手札を数え、配置を組み立てる。

64 『二番目の障害』

誰かが忘れられている。その名前を、スバルだけが覚えている。

65 『二つ目と、五つ目と、それから――』

五つの障害が、たったひとつの通路へ一極集中してくる。

66 『終焉へのセカンドチャンス』

同じ場面に戻ったスバルは、今度は最初から手を打ちにいく。

67 『小さな王』

戦えない自分に、戦うための力が芽吹く。その名前の意味を、スバルは知っていた。

68 『サソリ座の女』

赤い光点の正体を知っても、腑に落ちないことが残る。

69 『理不尽な剣の鉄槌』

四百年前に死んだはずの男が、なぜ自由に歩けるのか。その答えが出る。

70 『一途な星』

四百年待った人が、たった二日で終わってしまうのを嫌がっていた。

71 〜 80

71 『カウント・ワン』

何が起きるのかを、先回りして見にいく。数え始めるための一回目。

72 『■■・■』

何度も試し、何度も届かず、そして書架の隅で、ありえない一冊を見つける。

73 『『ナツキ・スバル』』

あるはずのない一冊を開く。そこから先は、自分の足跡を辿る旅になる。

74 『ナツキ・スバル』

同じ顔と向き合って、探していた『何か』が最初からなかったことを知る。

75 『ルイ・アルネブ』

幸せになりたかった少女が、どうして人の人生を食べるようになったのか。

76 『自分という名の地獄』

手を差し伸べられずに済む相手が、この世に一人だけいる。

77 『反撃の狼煙』

戻ってきたスバルが、まず最初にすることは、みんなを拾い集めることだった。

78 『角四つ』

盤面の角を四つ取られている。それでも勝ちにいく配置を組む。

79 『READY STEADY GO』

塔の外で、二層で、屋上で、階段で。四つの戦いが、同時に始まる。

80 『精神の死』

塔の頂で待っていたものは、強大すぎて、そして長く待ちすぎていた。

81 〜 90

81 『――お初にお目にかかる』

見栄を張り続けてきた男が、自分の一番大事なものを一度手放す。

82 『枷のある戦い』

ラムが十年ぶりに枷を外す。その反動は、全部、別の場所へ流れていく。

83 『ラム』

折れた角のことを、ラムはずっと厄介払いだと思っていた。

84 『うんとこしょ! どっこいしょ!』

エミリアが塔のてっぺんを目指す。手を貸してくれるのは、氷で作った七人だ。

85 『グッドルーザー』

騎士が伝説に挑む。その決着は、どちらも予期しない形で訪れる。

86 『昨日の話』

角が折れたのは、この日のためだったのだと、ラムはようやく思う。

87 『遠い眼差し』

雲の下と雲の上で、二つの戦いが同時に終盤へ向かう。

88 『――志を問わん』

雲上と雲下、二つの戦場が、ひとつの問いかけで繋がる。

89 『シャウラ』

四百年、待ち続けた少女のために、最後の延長戦が戦われる。

90 『英雄』

監視塔の戦いが終わり、そして――第六章、最後の一話。

第七章116話

1 〜 10

1 『洗礼』

プレアデス監視塔。噴煙が晴れたそこに、二人の姿はなかった。

2 『アニマルトラッキング』

森に呑まれた少女を追う。だが、追いかけっこの相手は、ただ逃げるだけの相手ではなかった。

3 『VSレム』

罠、罠、罠。逃げる少女は、ただ逃げるだけでは終わらなかった。

4 『勇気ある選択』

矢は止まない。使える手札はあまりに貧弱で、それでも選ばなければならない。

5 『男はつらいよ』

狩人と大蛇。どちらが勝っても、追ってくる。逃げ道の先にあったのは、十メートル下を流れる大河だった。

6 『はるか南の地』

捕虜になった。武器も自由も奪われた場所で、まず知るべきは、ここがどこなのかだった。

7 『男はつらかったよ』

捕虜としての数日が始まる。傷の手当てを受けながら、この国の常識を一つずつ知っていく。

8 『名前』

陣地での日々は続く。知らないことを一つ知るたび、足下が少しずつ変わっていく。

9 『帝国の流儀』

同じ声、同じ言葉、同じ笑み。だが、知ってしまったあとでは、何もかもが違って見える。

10 『シュドラクの民』

目を覚ましたのは、また別の檻の中だった。そして隣には、見覚えのある覆面の男がいた。

11 〜 20

11 『血命の儀』

話を聞いてもらうために、通らなければならない儀式がある。それは、命を賭けた証明だった。

12 『ヴォラキア帝国』

儀式は終わった。だが、目を覚ました先で待っていたのは、望んだはずの結果だった。

13 『神ならぬ身にて』

三日ぶりに目を覚ましたスバル。待っていたのは、見知らぬ天井と、冷たい目をした少女だった。

14 『埋め難き価値観』

焚火の向こう。皇帝を名乗った男を前に、スバルの思考が止まる。

15 『守りたいモノ』

森を出た一行は、城郭都市グァラルを目指して平原を進む。

16 『帝国事情』

城郭都市グァラル。帝国で最初の街の門には、厳しい検問が敷かれていた。

17 『忍び寄る凶気』

前触れもなく『死に戻り』した。死因も、相手も、何ひとつわからないまま。

18 『城郭都市グァラル攻防戦』

五度殺されて、ようやく相手の顔が見えた。だが、見えたところで勝ち目はない。

19 『忌々しい再会』

グァラルを逃れ、森へ戻る。三日以上の道のりを逆走してでも、殴りたい相手がいた。

20 『皇帝/商人/ナツキ・スバル』

戦う道と、逃げる道。そのどちらでもない三つ目を、レムはスバルに求めた。

21 〜 30

21 『ズィクル・オスマン』

城郭都市を預かる帝国二将。『女好き』と呼ばれる男の、これは敗北の記録。

22 『無血開城計画』

血を流さずに城郭都市を落とす。スバルが出した答えは、誰も想像しなかった形をしていた。

23 『楽士ナツミ・シュバルツ』

旅芸人の一座として、正門をくぐる。ナツキ・スバルではなく、ナツミ・シュバルツとして。

24 『傲岸不遜』

無血開城は成った。だが、勝利を確かめる間もなく、帝国最強の一角が現れる。

25 『再会は燃える血潮の如く』

紅の少女が、あるはずのない場所に立っていた。彼女とアラキアの間には、余人の知らない過去がある。

26 『踊る円卓会議』

都市は落ちた。だが敵は数でも質でも上を行く。円卓に、皇帝と紅の女が向かい合う。

27 『持つモノと持たざるモノ』

勝ち目のない戦いには乗らない。だが、勝ち目があるなら話は別だ。トッドは、都市へ引き返す。

28 『勝利条件』

無血開城は、成らなかった。七人が死んでいる。そして、この戦いの勝ち方が示される。

29 『それぞれの立ち方』

『九神将』を確保した方が勝つ。だが最強の一人には、致命的な問題があった。

30 『自称英雄ナツキ・スバル』

族長の座が継がれる。そしてレムは、スバルに一番聞かせたくない言葉を告げる。

31 〜 40

31 『同郷の語らい』

英雄じゃない、と言われた。その言葉に潰されかけたスバルの前に、同じ世界から来た男が立つ。

32 『進むべき道筋』

プリシラが出した条件は、『九神将』を一人味方に付けること。名前が挙がったのは、謀反人だった。

33 『いざ、魔都への旅路へ』

魔都カオスフレームへ発つ。レムはグァラルに残る。――そのはずだった。

34 『馬車での一悶着』

魔都への街道を馬車がゆく。検問、『星詠み』、そして床下から出てきたもの。

35 『語らう夜』

野営の焚火をはさんで、それぞれが持たざるものの話をする。持たざる皇帝も含めて。

36 『混沌たる魔都』

魔都カオスフレーム、到着。紅瑠璃城の広間で待っていたのは、あり得ない先客だった。

37 『紅瑠璃城の主』

偽の皇帝と同席したまま、魔都の主が現れる。狐の尾は、九本あった。

38 『八年越しの褒美』

皇帝への宣戦布告。切れる札は、アルが八年前に置いてきた手柄しかない。

39 『悪辣』

壁の穴は塞がり、皇帝は一晩を許した。そして翌朝、鏡の中にいたのは十歳若いスバルだった。

40 『ナチュキ・シュバル』

縮んだのは三人。昨日、紅瑠璃城へ上がった三人だった。――そして正午、出頭の呼び出し。

41 〜 50

41 『茶飲み話』

湯呑みを持った老人が、いつの間にか部屋にいた。――話を『しに』きたのではなく、『聞きに』きた。

42 『野心の獣』

戻った先は、猛獣と同じ檻の中。相手の手札を開くという、交渉と真逆の戦法しかない。

43 『瞼の裏側』

かくれんぼ、三回勝負。一回目は十秒で終わった。――そして、死なないはずのルールの下で。

44 『収縮する視野』

死んだ覚えのないまま、同じ朝へ。――そして、記憶から名前が一つ、抜け落ちかける。

45 『コンコン』

宿を囲む百人は、武器も鎧も持たない市民だった。射抜いても倒れず、片目に炎を宿して立ち上がる。

46 『幼い蛮勇』

魔都の全員がヨルナの力を分けられている。――確かめる方法は、誰かを傷付けることだった。

47 『消えぬ■■』

血の染みが広がっていく。動かせない支柱。――そして、あってはならない力が目を覚ます。

48 『思惑絡み合いし魔都』

有角人種はタンザを取り返しに来ていた。――そして、隠し続けた秘密が口から出る。

49 『星の巡り合わせ』

追われる子ども二人。荷車の脇に立っていた青年は、何も聞かずに相談に乗ると言った。

50 『眺めのいい"穴"』

見晴らしがよくて、奈落。――どちらかが嘘なら、嘘をついているのは奈落の方だ。

51 〜 60

51 『魔都の女主人』

城の屋根の上で、告げ口と要求と提案が交わされる。――そして、踵の一撃が天守閣を割った。

52 『恋心は譲れない』

爆発が空を染める。――そして、繰り返される赤の中で、スバルは決定的な違和に気付く。

53 『十一秒のその先』

痛い、赤い、怖い、どうして、死。――終わらない十秒間の先へ、幼いスバルが手を伸ばす。

54 『理想郷カオスフレーム』

泣きやんだ先に、決着と交渉があった。――そして、黒い影が城を呑み込む。

55 『魔都狂騒曲』

同じ声が重なって号令をかける。――そして皇帝が下した判断は、都市の放棄だった。

56 『大災』

都市を捨てろと皇帝は言う。魔都の主は拒む。――そして、密林の狩人に隠していた名が突き付けられる。

57 『賢くは生きられない』

逃げるのが賢い、と怪老は言う。――だが、立ち上がった少年が求めたのは「権能」だった。

58 『寄る辺なきモノたち』

影には意思がある、と皇帝は言う。――そして、魔都の主が守っていたものの正体が告げられる。

59 『タリッタ・シュドラク』

三年前の夜、魂の姉妹が遺した天命。――そして今、タリッタは矢をつがえ、狙いを定める。

60 『波乱の胤蒔き』

魔都は消え、少女は散った。――そして、黒い水から這い上がった手を、誰かが掴む。

54B 『蒼穹を覆う』

同じ頃、城郭都市グァラル。レムは足場を探し、プリシラは空を見上げていた。

55B 『城郭都市狂騒曲』

空から岩が降る。飛竜の群れが城壁を跨ぐ。――そして、通りに小さな影が降り立った。

56B 『飛竜災害』

『飛竜将』が通りに立つ。剣は落ち、少年の両目が燃え――そして、雪が降る。

57B 『大馬鹿と呼ばれて構わない』

銀と紅が並んで舞う。――そして、雲上から『龍』が咆哮した。

58B 『寄る辺を持たぬモノたち』

「僕を、治し切ってはダメだ」――その一言が、レムに交渉のカードを握らせる。

59B 『フロップ・オコーネル』

竜の牙は誰の形見か。――そして、目を開けた青い瞳が、仇の名を口にする。

61 〜 70

61 『ようこそ、剣奴孤島へ!』

目を覚ました先は湖に囲まれた島。そして枕元で笑っていたのは、青い髪の少年だった。

62 『孤島の秩序』

公平で、公正で、偏りのない。――その秩序が課してきたのは、剣闘獣との試験だった。

63 『スパルカ』

四人一組、剣は二本、獣は一頭。――そして、開始の合図は総督のものではなかった。

64 『魔法の言葉』

縮んだのは体と、頭の中身。――だが、それは『神童』だった頃へ戻ることでもあった。

65 『学園フードファイター』

生き延びた祝いは骨付き肉の山。――だが、剣奴たちが口を揃えて忠告してきたのは。

66 『ヒアイン・ヤッツ』

跳ね橋を渡ってきたのは、ヒアインを囮にして逃げた仲間たちだった。

67 『奥歯の裏側』

仕切り直しの手段さえあれば、完全無欠だった。――そして、外の噂が島に届く。

68 『剣狼のお導き』

総督の執務室で、スバルは島の秩序そのものに賭けを仕掛ける。

69 『帝都より来たる』

跳ね橋が下りる。渡ってきた馬車の屋根の上に立っていたのは――。

70 『一個』

三十分足らずのやり直し。この一周で、たった一個だけ掴み取る。

71 〜 80

71 『水』

総督の執務室に忍び込む。帝都からの使者が、何を持ってきたのかを知るために。

72 『馬鹿馬鹿しい噂』

呪具は手に入った。だが、トッドの用意した反撃は、島そのものを敵に変える。

73 『ヴァイツ・ログン』

全身の刺青は、近付いてはいけない危険の証。――そして彼は、前に出た。

74 『イドラ・ミサンガ』

何度死んでも届かない。――そして、正直なだけの男が選択を迫られる。

75 『I know』

ナツキ・スバルの権能だけじゃ、足りない。――だから、名前を呼んだ。

76 『帝都にて邂逅す』

帝都の屋敷。軟禁されたレムは車椅子の女性と出会い、フロップは偽皇帝と向き合う。

77 『運命の悪戯』

城郭都市グァラル。傷跡の残る街で、待ち人を迎える準備が整いつつあった。

78 『一触即発の再会』

都市庁舎の大広間。ようやく顔を合わせた者たちの間に、剣呑な空気が満ちていく。

79 『緋色の大笑』

母上、と呼ばれた女。そして、噂の『黒髪の皇太子』が誰なのか。

80 『アイリスと茨の王』

各地で上がる火の手。そして、母と娘を隔てていたものの正体が明かされる。

81 〜 90

81 『女傑と道化』

帝国北西部。ロズワールとラムは、旧友である上級伯の館を訪ねていた。

82 『反乱側の思惑』

『ナツミ・シュバルツ』の名が届いた瞬間、ラムは杖を抜いた。

83 『戦乱と戦場』

帝国全土に火の手が広がる。反乱を潰して回る二人の目に、それはどう映るのか。

84 『茶室』

帝都の玉座の間。そして、誰にも聞かれない一室で交わされる本当の会話。

85 『ユージン』

帝都の屋敷。囚われの二人が言葉を交わし、そして決戦の予感が届く。

86 『五つの頂点』

帝都ルプガナ、星型の城壁。その五つの頂点に、五人の怪物が立つ。

87 『頂点決戦』

水晶宮の玉座と、星型城壁の頂点。二つの戦いが同時に進む。

88 『風穴』

帝都へ向かうと決めるまで。エミリアたちが数日前に交わした、ひとつの談判。

89 『カフマ・イルルクス』

三十二体の『虫』を取り込んだ男。その名は、一族の中でも怪物と呼ばれた。

90 『地獄の揺り篭』

反乱軍の本陣。そして、戦場のすべての声に耳を開く男がいる。

91 〜 100

91 『戦場を駆ける』

金色の獣が戦場を走る。届けるのは、集められた情報が形にした一本の指示。

92 『因縁の再燃』

戦場に雪が降る。そして、それぞれの頂点で因縁が再び火を噴く。

93 『石塊の軍勢』

第三頂点。押し寄せるのは、顔も声も持たない石の人形の大軍だった。

94 『誰がための決心』

後方の陣幕で待つ者たち。そして、戦場で交わされる「何のために戦うのか」。

95 『頂点楚歌』

龍が空に降りた瞬間、五つの頂点のすべてで戦況が動く。

96 『深愛で描く』

水晶宮が輝く。その一撃を止めるために、飛び出した二人がいた。

97 『西の彼方より来たる』

盤面が動く。西の空から、そして西の丘陵から、二つの予備戦力が姿を現す。

98 『プレアデス戦団』

帝国では顧みられなかった陽魔法。その運用に、たった一つだけ例外があった。

99 『空を統べるモノ』

雄叫びが、失われた技術を蘇らせる。そして龍は、地上へ舞い降りた。

100 『頂点万化』

凍てつく戦場、鋼人の城壁、そして老獪な影。三つの頂点で局面が変わる。

101 〜 110

101 『愛は炎』

灼熱と化した第一頂点。そこにいるのは、母と娘と、母を持たなかった娘だった。

102 『覚悟の壁』

戦場の『血管』を断ちにきた男と、断たれまいとする三人。

103 『星の秒読み』

囚われの屋敷を抜け出したレムは、地下に繋がれた男を見つける。

104 『頂点乱麻(前編)』

本陣に現れた『星詠み』。そして凍てついた頂点では、青き雷光が龍と踊る。

105 『頂点乱麻(中編)』

シノビとの死闘、崩れる城壁、そして玉座の間へ辿り着いた者がいる。

106 『頂点乱麻(後編)』

閉ざされた玉座の間。そこで、二人の皇帝が向かい合っていた。

107 『チシャ・ゴールド』

溝に嵌まった車輪を抜いた日から、その男の役目は始まっていた。

108 『来たる大災』

死者が舞い戻る。予告された『大災』が、帝都を呑み込み始める。

109 『帝国の剣狼』

死者が起き上がる。壊れゆく帝都に、皇帝が素顔を晒す。

110 『言祝ぎ』

第七章、最終話。屋敷の中庭に、生気のない顔をした者たちが現れる。